茶掛一行書 清水寺管長 大西良慶 筆「清らなる家に住まいて」/軸装 ■商品説明
ご覧の様な清水寺管長として知られる大西良慶の手により、
大西良慶らによって造られた、「京都養老院」の施設に、
昭和26年に、昭和天皇が訪問され、その時に詠まれた、御製である、
『清らなる家に住まいてよるべなき老人もまたうれしかるらむ』を、
綴られた大変貴重な作品であり、
独特の筆遣いと相まって、非常に味わい深い作品です。
(御覧の松本大圓による書付箱に納まっております。)

《 大西 良慶 》
法相宗の僧。
京都清水寺貫主。奈良県生。俗名は広次。
興福寺に入寺得度、宗学を法隆寺の佐伯定胤に学ぶ。
興福寺住職・法相宗管長を経て清水寺に入る。
日本宗教者平和協議会会長。
昭和５８年（１９８３）歿、１０７才。

《 松本 大圓 》 大正11（1922）年生まれ。
綾部市西方町出身。僧侶。西方町の真言宗宝満寺で生まれる。
昭和10（1935）年に清水寺に入り、故大西良慶貫主に仕える。
学徒動員でビルマ（現ミャンマー）に赴き、
龍谷大学卒業後、清水寺の塔頭寺院住職や執事長などを歴任。
昭和58（1983）年、大西貫主の死去に伴い、後任の清水寺貫主に就く。
翌59（1984）年には京都仏教会理事長に就任。
昭和63（1988）年に貫主を退き、清水寺を本山とする北法相宗の名誉管長となる。
平成24（2012）年、逝去。

■紙本・肉筆
■状 態
時代なりのヤケ・シミ等あり。
■寸 法
軸寸法／約２０９．０ｃｍ×約３２．５ｃｍ。
本紙寸法／約１２７．０ｃｍ×約３０．０ｃｍ。
■落 款
ご覧の様な銘・落款等あり。
■箱
松本大圓による書付箱。

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骨董品（古美術品）との出会いは、得てして縁の部分が多分にあります。
ご紹介している品々は、現代の既製品の品と違い、
この世にすべてふたつとは無い品であり、
この場で出会えた事は何かの御縁だと思います。

※※この良きご縁を大切にして下さい。※※